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zoom RSS 【あしたのジョー】WOWOW(HV 5.1ch)

<<   作成日時 : 2012/01/22 13:57   >>

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画像【あしたのジョー】(HV・シネスコ・5.1ch)
監督/曽利文彦(2011 日)
出演/山下智久、伊勢谷友介
香里奈、香川照之
■作品
製作発表時に「うぇ〜」と思ったのだが、ホンの少しばかり期待して観てしまった。
暗いトーンで始まる冒頭。VFX多用とはいえ高度成長期の裏側であるドヤ街の佇まい。作り手の本気度がちょっと垣間みられ更に期待・・。しかし終わってみれば、これは「あしたのジョー」をスラっとなぞっただけの作品であった。
〈矢吹丈〉演じる山下智久は体こそ作って頑張っているものの、一本調子のセリフといいジョーの魅力を体現出来ていない。ドヤ街出身というだけで子供たちまで揃って応援したわけではない。ジョーに人としての魅力があったからだ。昭和のハングリー感を出せと言っても無理なハナシなのかもしれないが、ただ睨みつけているだけのジョーではファン以外はちょっとつらいのだ。一方、〈力石〉演ずる伊勢谷友介は非常にいい。こちらの体作りは凄まじく、極限までシェイプされて割れた腹に原作の力石がダブる。その背中一つにも力石のオーラを漂わせており本気度溢れる役作りが伺えた。「CASSHERN」の頃は何を喋っているのか分からなかったが、最近すごくよくなってきた。丹下段平演じる香川照之はこの役にはちょっと若過ぎる感じもあるが気の入った熱演である。それだけに〈ジョー〉の物足りなさが何とも残念。見ている途中から〈ジョー〉を演じるなら誰がいいか考えていたほどだ。更に香里奈も適役と言い難い。
曽利監督の演出は、お得意のストップモーション的映像を多用気味ではあるが昭和の雰囲気作りからボクシングシーンと頑張っている。しかし、本作の最大の問題点は脚本の出来。「あしたのジョー」をサラ〜っとおさらいして要所のセリフを入れてみただけの単なる「お仕事」に感じられる。人物の描き込みが殆ど無いといってよく、ジョーの心情も段平との絆も何も伝わって来ない。そこへ有名なセリフを入れてみた所でむなしく響くだけなのだ。この脚本家は「あしたのジョー」のソウルを理解していないし〈男気〉が描けるとも思えず、一体どういう起用なのか首を傾げる。
何やら文句が多くなってしまったが、本作は原作をリアルタイムで知る層には受け入れ難い仕上がりではないか。中途半端に期待させる部分もあるだけに余計に始末が悪い。
■画質・音質
全編に渡って薄暗く、場末のトーンで雰囲気をだしている。5.1chは低音はあるものの広がり感にいまいち乏しい。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆★

ポスター訴求度 ☆☆☆★

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