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zoom RSS 【(ハル)】WOWOW(HV)

<<   作成日時 : 2012/02/27 16:14   >>

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画像【(ハル)】(HV・ビスタ)
監督/森田芳光(1996 日)
出演/深津絵里、内野聖陽
戸田菜穂、山崎直子
■作品
パソコン通信の〈映画フォーラム〉をきっかけにメール交換をするようになったハンドル名〈ハル〉と〈ほし〉。顔も知らない遠く離れた相手と日常を綴ったメールを重ねていくのだが・・・。
森田芳光作品の中でも特に好きな作品。
ピーヒャララララ・・・モデムが通信する音が懐かしい。今はいつでもどこでも携帯メールの世の中だが、本作が創られた1995年頃はメールと言えばPCメールが主流だった。帰宅してパソコンを起動、〈メールが1通届いています〉、〈あなた宛のメールはありません〉・・・そんなメッセージに一喜一憂したりして、適度な〈溜め〉感が〈メール〉という言葉にロマンチックさを感じさせる時代だった。今の世代がこれを観てどう感じるのか分からないけれど、便利になればなるほど失われていくのが情緒。
本作の深津絵里は最高であります。ちょっと伏し目がちに、言葉少なに、淡々とおくる毎日。家事や仕事を如才なくこなす佇まい。大人しいようでいて図書館員からコンパニオンまで臆せずトライする女性ならではの力強さ。一見クールなようでいて〈おしながき〉をしたためてみたり、メールに女の子らしさをちょこっと覗かせたりと、やわらかさも併せ持っている。まぁ森田芳光の描くひとつの女性像であり、女性からどう見えるのか分からないが、男からみれば結構くすぐられる女性なのだ。相手役となる内野聖陽は今はゴツいイメージだがこの頃はまだおぼこさすら感じさせ初々しい。
パソコンの画面でもない、ただただ文字が打ち出される素っ気ない画面と心象風景で綴られるストーリーは、無機質なようでいて逆に人の内面を身近に感じさせる。当時、メールに親しんだ人にはより琴線に触れる作品ではないだろうか。やはり森田芳光は大スケールよりもこういった極々私的な世界を淡々と描くほうが断然光る人だったと思う。
■画質・音質
いわるゆ邦画トーンだけれど、それが心地よい。音は台詞が極端に少なく静寂だが、メール画面の背景に流れるピアノの旋律がとても印象的。☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆☆☆★
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆☆

ポスター訴求度 ☆☆☆☆


★当ブログでご紹介した森田芳光監督作品
間宮兄弟
サウスバウンド
わたし出すわ

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