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zoom RSS 【最後の忠臣蔵】日本映画専門ch(HV 5.1ch)

<<   作成日時 : 2012/03/07 00:32   >>

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画像【最後の忠臣蔵】(HV・ビスタ・5.1ch)
監督/杉田成道(2010 日)
出演/役所広司、桜庭ななみ
佐藤浩市、伊武雅刀
■作品
元禄赤穂事件から16年の歳月が流れた。大石内蔵助の命を受け、浪士達の家族を訪ね事実を伝え慰労してきた吉右衛門は役目を終え京に入った。そこで、かつての盟友であり赤穂事件直前に行方をくらましていた瀬尾孫左衛門を見かける・・・。
忠臣蔵の裏に隠された地味なハナシなのだが、冒頭の人形浄瑠璃(この出だしだけで筆者はやられた)の如く、内に秘めた想いや、無念や、喜びや哀しみ等々、ふつふつと熱いものがこみ上げくる。瀬尾孫左衛門の優しさと武士としての厳しさが胸に迫り、心に沁み入る様な作品になっていた。
どれをとっても吸引力のある芝居を見せる役所広司だが本作はそんな中でも白眉だろう。孫左衛門の微妙な立場を繊細なニュアンスで体現し、特にラストの表情は圧巻。
桜庭ななみは周り全てをがっちりベテランで固められ相当なプレッシャーであったろう。一挙手一投足にわたる細かい指導に頑張って応えているのが伺える。女優としての意地を感じさせ今後が楽しみ。
その他、安田成美がなかなかいい味を残し、杉田監督ゆえか田中邦衛が久しぶりに顔を出す。また、大石内蔵助演じる片岡仁左衛門がぐっと作品を引き締めている。
杉田成道監督の演出は丁寧で叙情的。嫁入りの行列に至っては少々ベタな感じがあるものの、その〈想い〉がそれを上回り目頭が熱くなる。随所に織り込まれる人形浄瑠璃がとても印象的で、日本最古の芝居小屋を使って撮影された竹本座のシーンはさすがに雰囲気たっぷり。
ハナシの展開として、「そっちへ安易に転んで欲しく無いなぁ・・・」と思われる分岐点でことごとく安易にいかないのがイイ。それでこそ感情移入できるというもの。武士たるもの、軟弱であってはいけないのだ・・・。
こういう極めて日本的な〈心情〉を描き成功している作品にローカルとはいえ外資ワーナーが製作/配給に携わっていることが興味深い。
■画質・音質
京都周辺のロケは絵柄もいいのだが、画質はもうすこしシャキっとしてほしいところ。5.1chのサラウンド効果は要所のみで控えめ。セリフは少々引っ込みがちだが息を潜めてみたくなるような静寂さが印象的。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆☆☆☆
画質 ☆☆☆★
音響 ☆☆☆★

ポスター訴求度 ☆☆☆★

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
どもども♪ 日本映画専門チャンネル、いよいよスタートですね。
007
2012/03/07 00:56
oo7さん、おひさしぶりです。
日本映画専門チャンネル、BSでの開局嬉しいですね。
まだ、契約してないのですが (^▽^;)
thymos
2012/03/08 02:30

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