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zoom RSS 【阪急電車 片道15分の奇跡】WOWOW(HV 5.1ch)

<<   作成日時 : 2012/10/10 11:57   >>

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画像【阪急電車 片道15分の奇跡】(HV・ビスタ・5.1ch)
監督/三宅喜重(2011 日)
出演/中谷美紀、戸田恵梨香
南果歩、宮本信子
■作品
プログラムピクチャらしい当たり障りの無いso-so作品かと思いきや、悩みを抱えた現代人に贈るメンタルヘルスの小品となっていた。監督は関テレでドラマを創っている三宅喜重で劇場用は初作品となる。
宝塚と西宮北口を結ぶ片道15分の阪急今津(北)線。一つ一つ駅に止まりながら様々な人間模様を綴っていく。まぁ確かにウェルメイドではあるのだけれど、電車にまつわるイヤ〜な光景(乗客一様に携帯とにらめっこの薄気味悪さ、車内での暴力、傍若無人なおばさん集団etc)を結構ストレート且つ辛辣に描いていて注意を引く。勿論それは後半への伏線であり反面教師でもあるのだが、阪急電車全面協力ながらイメージ気にせずなかなか踏み込んだ描写だなと感心(そういう場合はおしなべて作品がそこそこ成功している気がする)。出てくるエピソードは何れもチョイ鬱になりそうなもので、意外に作品のトーンは暗い。死ぬ程じゃないけれど、誰しも人に言い出せない悩みを抱えている。本作はその突破口となる糸口を綴っているようだ。各駅停車のはずが「一区間どんだけ長いの?」と突っ込みたくなるシーンがあるが、阪急今津(北)線を一駅一駅淡々と追っていく。一般の目からはあずき色の電車というだけで見た目の変化に乏しいが、乗ってみなければわからない独特の雰囲気が阪急電車にはあるのだ。
地元西宮北口にあるTOHOシネマズ西宮OSでは一際大ヒットした本作。スクリーンで見る普段見慣れた電車の光景が地元の人の目にはどう映ったであろう。単調な路線ではあるが、もう少し映画的見せ方があっても良かったのではないかと思う。
宮本信子がもうお婆さん役と思うとちょいと寂しいが、唯一の引き締め役として彼女らしい気丈さをみせる。そして谷村美月が抜群に上手い。既に何処か不思議ちゃん系キャラクターが確立しているけれど、その味ある存在感は大したもの。一方、今時の娘と言えばそれまでだが戸田恵梨香が遙か年上の南果歩にはタメ口で中谷美紀には敬語というあたりは台詞とはいえ観ていて不快感が残った。
2時間ドラマの範疇で映画的香りに乏しいのが残念だが、退屈しないドラマが展開。嫌な世の中だけれどまだ捨てたもんじゃない。それぞれに悩みを持つ現代人に贈るささやかな応援歌といったところだろうか。「この世界にはあなたのことをちゃんと見ている人がいるから・・・」ありがちなセリフながら沁みいるように作品に効いている。
■画質・音質
全編甘口な従来の邦画トーンに更に紗をかけたような映像。もう少し鮮鋭感があってもと思うのだが、あまりカリカリだと殺伐とするかもしれない。5.1 chは車内アナウンスなどがサラウンドchに回ったりして適度な臨場感。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆☆☆
画質 ☆☆☆
音響 ☆☆☆☆

ポスター訴求度 ☆☆☆★

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