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zoom RSS 【ヒミズ】WOWOW(HV 5.1ch)

<<   作成日時 : 2013/01/29 23:58   >>

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画像【ヒミズ】(HV・ビスタ・5.1ch)
監督/園子温(2011 日)
出演/染谷将太、二階堂ふみ
渡辺哲、吹越満
■作品
何よりも〈普通〉の人生を望んでいた中学生・住田祐一。しかしボート屋を営む家庭は崩壊し最悪の展開に。熱狂的に彼を慕う同級生・景子の心配をよそに住田祐一は更なる〈負〉に向かっていくのだが・・・
原作未読。園子温の作風は本作も〈詩〉そのものだ。魂の嗚咽のような激情の〈詩〉。相変わらずその演出は観る者に不快な暴力、崩壊した道徳感を執拗に突きつけ激しい感情を煽ってくる。登場人物が皆狂っているようなこのテンション、このおどろおどろしさに拒否反応を示す人も少なくないはず。
住田演じる染谷将太は〈普通〉でなくなった少年をエキセントリックに熱演。そして景子演じる二階堂ふみが体当たりで園子温の世界を表現して迫力を感じさせる。宮崎あおいを野生化?したかのような彼女は今、大注目の若手だろう。
目を覆う惨状の被災地のロケ。映画のためにVFXやセットで作り込まれたような荒涼とした風景が実は現実のものであることが何とも衝撃的。・・・それを一年経つか経たないかでの映画化は相当に生々しく、ニュース映像では伝わらなかった恐ろしさが伝わってくる。このロケは勇気がいったであろうし賛否もあるだろう。ただ、何とか3.11のことを心にとめておきたいという気迫は伝わってくる。
当たり前と思われた〈平凡な日常〉は押し流され、否応なく〈非日常〉に追い込まれた住田祐一。それはボート屋に寄り添うようにテントを張る3.11で被災した人々も同じ。原作を3.11と重ね合わせ、どん底からの再起を荒々しく高らかに詠っている。相変わらず手放しでイイとも言いにくい園子温作品であるが、力強い作品だ。
■画質・音質
人気の無い川岸に裸電球が灯るボート屋。素っ気なく寂れた雰囲気に不思議な味がある。5.1chはまるでデヴィッド・リンチ作品のように重たい低音が常に観る者を圧迫する。サラウンド効果も積極的に使われている。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆☆☆
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆☆★

ポスター訴求度 ☆☆☆☆

★当ブログでご紹介した園子温監督作品
紀子の食卓
エクステ

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