BLOG de thymos

アクセスカウンタ

zoom RSS 【RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ】WOWOW(HV 5.1ch)

<<   作成日時 : 2013/02/15 19:05   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像【RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ】
(HV・シネスコ・5.1ch)
監督/蔵方政俊(2011 日)
出演/三浦友和、余貴美子
小池栄子、吉行和子
■作品
富山地鉄で運転士をしてきた徹はもうすぐ定年を迎えようとしていた。そんな折、かねてから看護師への復帰を訴えていた妻・佐和子と口論となり、結局佐和子は家を出て行ってしまう・・・。
鉄道をモチーフとした「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」に続く第2弾。舞台は島根の一畑電鉄から、富山地方鉄道へ。1作目は49歳にして夢を叶えようとする輝きのある作品だったが、本作は熟年夫婦の心のすれ違いを描きトーンはちょっと暗い。しかし、丁寧で腰の据わった演出は地味ながらも大人の映画としてなかなかの仕上がりだった。
言葉足らずでどんどんとすれ違うサマが非常にリアルに描けている。端から見れば一言二言添えるだけで丸く収まるのにそれがなかなか出来ないんですなぁ、夫婦というものは・・・。
三浦友和は若い頃は何とも淡泊な印象しかなかったけれども歳を重ねてさすがに味が出てきた。相変わらずポーカーフェイスで寡黙なんだけれども、何気ない所作に人となりが伝わってくる。運転士としては少々貫禄ありすぎに見えるのはご愛敬か。一方、余貴美子の一見他人行儀で無愛想な感じもなかなかリアル。それだけに終盤見せる妻として女としての表情が活きて愛らしい。
夫婦のすれ違いをメインに描いているとは言え、鉄道の描写も抜かりなく実に丁寧なのがイイ。列車折り返し時の何気ない業務上の所作等を省略せずキチっと見せているほか、実際に運転しているようかのような見せ方は1作目よりも更に徹底している(一部はホントに運転?)
筆者もこの鉄道に電鉄富山から立山まで乗ったことがあるけれど、沿線の美しい風景は特筆もの。本作はそれを様々な構図でじっくりと見せてくれるほか、富山のポイントをさりげなくしっかりと押さえている。車両も地鉄オリジナル車両に加えて、元西武5000系、元京阪3000系などファンには嬉しい顔ぶれ。また、もうひとつの富山名物である洗練のLRTもしっかりと登場している。
落雷による列車停止のエピソードは夫婦を繋ぐ見せ場として少々強引な感じもあるけれど、緩急備えて映画の〈韻〉をきっちり踏んでいる演出。これは結構ハードな結末なのか?とハラハラさせ、夫婦で観ると結構シビアな作品かもしれない。
どんなに長く連れ添おうと所詮赤の他人。黙ってても伝わる・・なんてことは無理なのだ。やはり〈思い〉はしっかり言葉にしなければ伝わらない。どんなに気恥ずかしくても毎日「愛してる」と伝えることが大事ですね。
■画質・音質
特に高精細というわけでもないが澄んだ空気が伝わりシネスコを活かした構図にも安定感がある。全編富山ロケの成果は十分。5.1chは走行音や環境音などサラウンド効果良好。富山の空気を〈生〉で感じさせる包囲感がいい。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆☆☆
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆☆

ポスター訴求度 ☆☆☆★

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
【RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ】WOWOW(HV 5.1ch) BLOG de thymos/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる