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zoom RSS 【ソハの地下水道】WOWOW(HV 5.1ch)

<<   作成日時 : 2013/07/31 01:07   >>

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画像【ソハの地下水道】(HV・ビスタ・5.1ch)
監督/アグニエシュカ・ホランド(2011 独=ポーランド)
出演/ロベルト・ヴィエツキーヴィッチ、ベンノ・フユルマン
ヘルバート・クナウプ、アグニエシュカ・グロホウスカ
■作品
第二次大戦下のポーランド。下水修理工且つコソ泥のソハはナチスの脅威から逃れ地下水道に逃げ込もうとするユダヤ人たちを金目当てでかくまうのだが・・・。実話の映画化。
小悪党が金目当てで面倒見始めてやがて情が湧いてくる・・というあたりが実話ゆえリアルだ。ゲットーや収容所など周知のこととしてハナシが展開するので、鑑賞前にナチスのユダヤ人迫害について最低限のことは頭に入れておいたほうがいいだろう。加えて様々な立場の人が入り乱れていた当時のポーランドのことも勉強しておけば更に興味深いはず。
心身ともに弱ってきたユダヤ人少女にソハが下水の蓋をあけて少しだけ外界をみせてやるシーンが秀逸。ポスターにも使われているこのシーンは、様々な思いが凝縮されグっとこみ上げてくるモノがあり涙より心の中で泣けてくる。子供は実に順応性があり、こんな極限の環境においても汚れない笑顔で遊びに興じる。しかし、事の深刻さも子供は察知するのだ。大人ですら発狂するこの極限下で、必至で眼前のことを理解しようとする子供達の瞳を見ていると言いようのない思いにかられるのだ。
アグニエシュカ・ホランド監督の演出は綺麗事で澄まさない赤裸々なタッチ。生理的な生々しさと子供への視点が女性監督ならではだ。
いつまで続くのか分からぬ絶望的な地下生活も終わるときはあっけないもの。地上に出た彼らに「今まで何してたんだ?」と怪訝に話しかける人々、その光景に何とも知れぬ不条理を感じる。
最後にユダヤ人保護に携わったポーランド人6000人がイスラエルより表彰されたと記されている。本作で描かれたことはほんの一掴みであり、数えきれない悲しみと思いがあったのだと思うと胸が詰まるのだった。
■画質・音質
地下ゆえに全編暗いのだが、シーンによって様々なトーンと見せる。地上の明るさとの対比が印象的。音にもこだわりを感じさせ、冒頭から細かい音をサラウンドchに配しドキっとさせられる。暗闇の地下、迫る不穏な物音を立体的に配置し臨場感を生んでいる。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆☆☆★
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆☆★

ポスター訴求度 ☆☆☆☆

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