BLOG de thymos

アクセスカウンタ

zoom RSS 【終の信託】WOWOW(HV 5.1ch)

<<   作成日時 : 2013/08/29 02:45   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

画像【終の信託】(HV・ビスタ・5.1ch)
監督/周防正行(2012 日)
出演/草刈民代、役所広司
大沢たかお、浅野忠信
■作品
長年ぜんそくを患ってきた江木は自らの余命を悟り、主治医である女医折井綾乃に最期の時を託す。延命治療せず耳元で子守歌を聴かせて欲しいと・・・。
今までの周防監督らしい軽妙さは失せ、落ち着いた大人のトーンではある。
筆者は草刈民代演じるこの医師にリアリティが感じられなかったので今一歩ハナシに入っていけなかった。女医・綾乃がかなり思い入れの強いタイプであることは、失恋からの自殺未遂でも分かるのだが、江木からの〈終の信託〉を躊躇無く受けたり、家族への病状説明における度を超した深刻な表情など、ベテラン医師としてどうもリアルに感じられないのだ。
嫌な見方になってしまうけれど、草刈民代を映すシーンが何れもほんの少し無駄に長くハナシの流れにブレーキを掛けている印象がある。じっくりと構えたカメラを満たすだけの表情が不足して、そう感じられるのかも知れないが・・。
江木演じる役所広司の発作は迫真の演技ながら、〈終の信託〉を爽やかに頼む姿にはこちらも何やら違和感を感じずにはおれなかった。そんな訳で綾乃と江木の〈絆〉というものを実感できないので、最後まで表層的なハナシに見えてしまった次第。
一方、終盤は延々続く事情聴取となるのだが、検事演じる大沢たかおが思いのほか良かった。良くも悪くも卓妙に仕事を遂行する検事の物腰を上手く醸しており、今までで一番の演技に見えた。
事情聴取による〈作文〉のいいかげんさと怖さは「それでもボクはやってない」と同様。
検察のあり方の問題提起は相変わらず鋭さを感じるが、もう一方の題材である終末医療と尊厳死に関してはドラマ部分が弱くて感じ入るものがなかった次第。
■画質・音質
今では珍しいほどのフィルムルックで重たい雰囲気を醸している。5.1chは息を殺したような静寂が印象的。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆☆
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆☆

ポスター訴求度 ☆☆☆

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
申し訳ありません、こちらは未見です。
ただ、役所さんの『象の背中』は
映画館で観賞したので、今回もまた
似たような役をこなされたのかと。
『象…』で役所さんが岸部さん(兄役)に、…
「俺、ほんとは、死ぬの怖いんだよ」と
涙をにじませ語るシーンに
思わず、貰い泣きをしてしまい。

母に末期癌(発覚時に余命3ヶ月の宣告)で
あることを隠し最期を看取ったので、
非常に心に響く題材です。
小枝
2013/08/29 03:05
小枝さん、ありがとうございます。
「象の背中」はあまりにつらそうなので未だ見る勇気がありません(^_^;)
thymos
2013/08/30 23:02

コメントする help

ニックネーム
本 文
【終の信託】WOWOW(HV 5.1ch) BLOG de thymos/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる