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zoom RSS 【のぼうの城】WOWOW(HV 5.1ch)

<<   作成日時 : 2013/09/02 14:53   >>

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画像【のぼうの城】(HV・シネスコ・5.1ch)
監督/犬童一心、樋口真嗣(2011 日)
出演/野村萬斎、佐藤浩市
榮倉奈々、成宮寛貴
■作品
天下統一を目指す豊臣秀吉は関東に攻め入り、北条勢力の支城である忍城にも石田三成率いる2万の軍勢を向かわせた。既に内通により開城前提の忍城だったはずが、領主となった〈のぼう様〉こと成田長親は思いもよらぬ抵抗をみせるのだった。
スケールといい、のぼう様ならではの戦法といい、日本ならではの娯楽超大作として格好の題材であろう。野村萬斎の個性とスペクタクル映像で飽きさせず、なかなか頑張っている。
ただ題材が非常に面白いだけに文句も出る。作品のトーン・方向性が今一つ定まっていない感じで、観ていて座りの悪さを最後まで感じてしまった。古典重厚路線なのか今風軽薄路線なのか?テレビ局製作らしいあれもこれもの欲張り感も邪魔である。(ラストで現在の石田堤跡を観光ビデオ風に見せるあたりも全く余分。映画の余韻も何もあったものじゃない)
野村萬斎はさすがに魅せるけれど、周りとのマッチングは今一歩。変わり者の主人公とは言え、演技のテンションが他と相容れず変な浮き方をしている。佐藤浩市はサマになっているが、榮倉奈々はもっと凜として発声も力強くあるべきだし、成宮寛貴は毎回毎回同じような役どころな上にその時代の人間には到底見えない。全体に人物描写が満遍なさ過ぎて、もっと的を絞って人物を掘り下げて欲しいところ。
犬童=樋口共同監督は期待感として微妙だったが、結果は残念ながらその通りの印象。ドラマ部分に犬童監督の作家性がどこにあるのか分からず、特撮アクションシーンもなかなかの絵柄と思わせる一方で単純な背景と役者の合成が前時代的に見えたりする。VFXもどこか怪獣映画風だ。
野村萬斎という個性を迎えながらも、演出やキャスティングに工夫や配慮が無く〈普通〉に撮ってしまったなぁという印象。もっとけれんみタップリで作家性が前面に出たほうが野村萬斎を活かせたのではないだろうか。
■画質・音質
水に囲まれた忍城のスケールある景観等スコープに映えるもの。5.1chは合戦シーン等そこそこスケールがあるものの、肝心のセリフがややひっこみがち。発声が十分でないキャストもあるため、このあたり録音でクリアーにフォローすべきだろう。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆☆+
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆★

ポスター訴求度 ☆☆☆


★当ブログでご紹介した犬童一心監督作品
タッチ
メゾン・ド・ヒミコ
ゼロの焦点
眉山

★当ブログでご紹介した樋口真嗣監督作品
日本沈没

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