【ディヴァイド】WOWOW(HV 5.1ch)
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作成日時 : 2013/09/25 00:41
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【ディヴァイド】(HV・シネスコ・5.1ch)
監督/ザヴィエ・ジャン(2011 米)
出演/ローレン・ジャーマン、マイケル・ビーン
マイロ・ヴィンティミリア、ロザンナ・アークエット
■作品
ある日突然、未曾有の攻撃を受けたN.Y.は壊滅。命からがらビルの地下室(シェルター)に逃げ込んだ9人の行く末は・・・。
予備知識も入れず軽い気持ちで臨んだら、これは何ともヘビーで救いの無いハナシでありました。
「宇宙戦争」のような終末のラッパが鳴り響き、逃げ惑う人々を捉えた冒頭から舞台は地下室へ。「外は一体どうなってしまったのか?」と窺っているうちに出ることも出来なくなり完全に孤立。しかも放射能の影響なのか髪は抜け落ちていく・・・。
極度のストレスと不安感から精神のバランスが崩れていくサマがおぞましく描かれる。中でもロザンナ・アークエットが強烈。ベテラン女優の彼女がここまでズタボロの役をせねばならないのか?と思わせるほど悲痛。だからこそ強い印象を残すわけだが、大した役者魂です。
登場人物と舞台が限られるだけに中盤若干単調に陥るものの、完璧に精神崩壊した男達との戦いと脱出までの終盤は一気に見せる。
フランスのザヴィエ・ジャン監督の演出は嫌悪感ある薄汚い描写が執拗で、観る人によっては全く受け付けないだろう。筆者も途中で「うわぁ、こういうテイストなのねん」となってしまった。ヘビーではあるけれど重厚ではないのはホラー風味が強いからだろう。それでも虚無感に満ちた絶望の果てともいえる最後の光景は印象に残った。
■画質・音質
ほぼ全編薄暗い地下室で展開する薄汚れた画。色味が抜けたような外界の光景が印象的。5.1chは頭上で起こっている物音がサラウンドchを使って不気味に響き続ける。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆☆+
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆☆
ポスター訴求度 ☆☆☆★
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