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zoom RSS 【夢売るふたり】WOWOW(HV)

<<   作成日時 : 2013/10/17 02:21   >>

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画像【夢売るふたり】(HV・ビスタ)
監督/西川美和(2012 日)
出演/松たか子、阿部サダヲ
田中麗奈、鈴木砂羽
■作品
小料理屋を営む夫婦、貫也と里子。小さな店ながら繁盛し5年目を迎えた日に出火し店を失う。失意の2人はある事をきっかけに結婚詐欺に手を染めるのだった。
西川監督らしい細かでリアルなディティールの積み重ねは更に磨きがかかり、登場人物それぞれの人となりが非常にリアルだ。それにしても、松たか子は勿論のこと女達がいずれも生々しく凄味があり、阿部サダヲがまるで捕らえられた珍獣のようだ。阿部サダヲを起用しながらも可笑しさは程々に、言わば生殺し状態のような使い方が絶妙。
夫婦が結婚詐欺を始める部分が少々唐突に感じるものの、そこから登場する〈騙される女性達〉が実に個性豊かで見入ってしまう。里子の巧みな指示のもと女心のツボを押す貫也の姿が笑えるが、常に後ろめたい罪悪感と緊張感を漂わせてやや重めにバランスさせている演出が上手い。
松たか子は硬軟自在で見事。そろそろ中年の肉付きとなってきてリアリティが増している感じ。ハードボイルド風の鈴木砂羽やトウが立ってきた田中麗奈もいいが、重量挙げ選手を演じた江原由夏と風俗嬢演ずる安藤玉恵が印象的だった。「あまちゃん」ですっかりポピュラーになった安藤玉恵だが、リアルなエロさが彼女にはありますよね。わかっていても貢いでしまう性を自然に体現していた。
女性ならではの生理感覚(そのままズバリも)で捉えられた世界は、男性とは相容れぬ領域。女性のみが理解しうるであろう無言の表情が幾つも出てくる。しかし、決して独りよがりの作風にならないところは西川監督が他の女性監督と一線を介すところだ。西川監督が描く様々な女性像が非常に興味深かった。
■画質・音質
店が変わるごとにトーンも見事に変化し、いずれも雰囲気ある映像。音は2chのオンエアだったが位相差成分たっぷりでサラウンド感濃厚。リアルな環境音だ。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆☆☆★
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆☆★

ポスター訴求度 ☆☆☆★

★当ブログでご紹介した西川美和監督作品
ゆれる
ディア・ドクター

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