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zoom RSS 【みなさん、さようなら】WOWOW(HV 5.1ch)

<<   作成日時 : 2013/12/17 02:11   >>

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画像【みなさん、さようなら】(HV・ビスタ・5.1ch)
監督/中村義洋(2012 日)
出演/濱田岳、倉科カナ
波瑠、大塚寧々
■作品
1980年代初頭、小学校を卒業した悟(濱田岳)は中学校には行かず、これからずっと団地の中だけで生きていくと宣言する。しかし、年月と共に団地内の同窓生はどんどんと減っていき、全て団地の中で賄えた時代も終わろうとしていた・・・。
物悲しいイメージのタイトルだが、冒頭でこれは小学校下校時にみんなで言う「みなさん、さようなら!」だったとわかる。しかし、その明るく元気なニュアンスも年月が経過していく中でやはり寂しいものに変わっていくのだ。
作為的で極端な設定、大山倍達や公団のニュースフィルムを絡めた演出も一種おちょくっているように感じられる反面、部分部分で妙にリアルだったりする。
やはり濱田岳は唯一無二のキャラクターで、とぼけた可笑しさの中にも常に寂しさと何かを達観したかのような佇まいが魅力だ。中性的で年齢不詳な雰囲気は12歳から大人まで演じても違和感を感じさせず、彼でなければ出せないニュアンスがあり、中村監督が好んで起用するのも頷ける。本作も彼あってこそ成り立っている感じだ。
倉科カナ、波瑠ともに効果的な起用が印象に残る。何度か登場するペッティングシーンはヘタなアダルトものよりも生々しかったり・・・。
一つ所に留まる悟を人も時代も通り過ぎていき、全てが失われていくばかりだ。軒を連ねた商店も一つまた一つと店を閉め、空室の目立ち始めた団地は外国人達が幅を利かせ始める・・・。各地の団地で見受けられるこんな光景は何ともうら寂しいものがありますねぇ。
悟が団地から出ない原因が、筆者には極端と言うか如何にもに感じられたのだが、長い年月に渡って殻を破るまでの悟の姿は、感情移入しにくいけれども興味深い。かなりシュールだけれど・・・。
中村義洋監督の作品は、何れも一見ほのぼの感を醸しながら実はハードな現実と背中合わせの暗いトーンが多い。本作も希望をもって終わるけれど、全体の印象は何とも物悲しく歪みを感じさせるものだ。
■画質・音質
団地内のちょっと時代がかったトーンが印象的。5.1chはサラウンドch含めて地味ながら、台詞や生活音も充実した音調。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆☆★
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆☆

ポスター訴求度 ☆☆☆

★当ブログでご紹介した中村義洋監督作品
ルート225
アヒルと鴨のコインロッカー
チーム・バチスタの栄光
ジャージの二人
ジェネラル・ルージュの凱旋

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