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zoom RSS 【許されざる者 2013年版】WOWOW (HV 5.1ch)

<<   作成日時 : 2014/07/05 14:53   >>

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画像【許されざる者 2013年版】(HV・シネスコ・5.1ch)
監督/李相日(2013 日)
出演/渡辺謙、柄本明
佐藤浩市、柳楽優弥
■作品
明治時代の蝦夷。幕末に〈人斬り十兵衛〉と恐れられた蒲田十兵衛は、人里離れた荒野で幼子2人と貧しく暮らしていた。ある日、戦友の馬場が賞金稼ぎの仕事をもってやってくる。
ご存じクリント・イーストウッドの「許されざる者」(1992)のリメイクとなる。
邦画離れした重厚な画、蝦夷に改められた舞台設定も悪くないし、渡辺謙の面構えもサマになってる。予想以上にオリジナルの描写をなぞるようにトレースしながらハナシは進んでいくのだが、終盤はかなりセンチな方へシフトするのは日本的と言うべきか。
ただ、観る前も見終わった後も感じるのは「何故、リメイクする必要があるのか?」ということ。作る以上は、オリジナルをリスペクトしつつもそれを上回る何かと新たな切り口が必要であろうし、比較されるのも避けられないところ。しかし本作は丁寧には撮っているがそれだけに留まっている気がした。
オリジナルで悪の保安官を演じたジーン・ハックマンにあたるのが佐藤浩市なのだが、これが何とも物足らないキャスティング。ジーン・ハックマンが見せた只の悪では無い重層的な深味・凄味には遠く及ばず、薄味故に終盤の復讐劇も盛り上がりに欠けてしまうのだ。柄本明、國村隼、小池栄子も熱演ではあるが邦画としてありきたりなキャスティング。唯一、柳楽優弥の野卑なイメージが新鮮なぐらい。
さらに要所のアクションシーンにまるでキレがない点も、オリジナルに大幅に劣るところ。標的を仕留めきれない相棒にかわってイーストウッドがライフルを構えたときの何とも知れぬ「オーラ」のようなものが本作からは感じ取れないんですなぁ。あれこれ書いてもしょうが無いのだけれど、比較するなと言うほうが無理なハナシ。
結局、イーストウッドの「許されざる者」に憧れた監督と出演者が「こんな映画を撮ってみたい」「こんな映画に出てみたい」という欲求を実行しただけの作品なのかもしれません。
本作を見るとイーストウッドのオリジナルが遙かに〈大人〉の作品に見える。
■画質・音質
なかなかに重厚な絵柄はやはりフィルム撮影ゆえか。5.1chは雷鳴や叩きつける雨音などサラウンド感良好。
■個人的採点(☆☆☆☆☆で満点、★は1/2)
作品 ☆☆
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆☆

ポスター訴求度 ☆(イーストウッドを真似て渡辺謙が佇むポスターに本作の程度が知れる)

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