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zoom RSS 【母と暮せば】WOWOW(HV 5.1ch)

<<   作成日時 : 2017/01/10 15:45   >>

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画像【母と暮せば】(HV・ビスタ・5.1ch)
監督/山田洋次(2015 日)130分
出演/吉永小百合、二宮和也
黒木華、浅野忠信
■作品
1945年夏の長崎。医師を目指し大学に通う浩二は一瞬の閃光と共に帰らぬ人となった。3年後、諦めきれない母・伸子の元に浩二が現れるようになる・・・。
山田組とおぼしき限られたキャストと舞台で綴られる本作は、監督の大切に撮ろうという思いが伝わってくるかのようだ。正直なところ山田作品は観たいが吉永小百合=二宮和也という看板にそれほど惹かれないのだが・・・
冒頭、平穏な日常に突然やってくる「その時」に先ずは身が引き締まる。短くサラっとした間接描写なのに大がかりなVFX映像よりも余程インパクトが大きく、一気に観客を引き込む語り口は流石。
それから3年後の暮らしは監督らしい丁寧な日常描写で静かに流れていくが、家族全員に去られた伸子の生気の無さで暗いトーンに覆われている。山田作品に欠かせない黒木華が唯一明るい存在とも言えるのだが、その存在さえも段々と寂しく冷たいものに感じられていくのだ。久しぶりに見るすっかりシニアになった加藤健一が印象的。
中盤までこれはかなり反戦メッセージ濃厚な作品かと思ったが、段々と監督が近年中心に据える死生観のハナシとなってくる。
息子の亡霊とふれ合うほどに影が薄くなっていく伸子。本作の吉永小百合は今までにない印象深さ。まだまだサユリ様だった「母べえ」から年が経ったとはいえ年相応の人間味が出てきたということでしょうか。一方、二宮和也は白のキャンバスであることがこの人の才なのだろう。如何様にも監督が染める事が出来て、いい意味で重宝の存在だ。
近年、山田監督の作品は〈生と死〉に、より真摯に、より厳しく、目を向けているように見えるが、本作はその中でも何処か冷たい感触を残し印象的だった。
■画質・音質
山田監督こだわりのフィルム撮影。やはり観ていて落ち着くし、時代色はもちろんの事、画に色んな情緒が乗ってきます。5.1chは爆発の衝撃音のほか、床を踏みしめる音にも実感がある。
作品 ☆☆☆★
画質 ☆☆☆☆
音響 ☆☆☆☆
ポスター訴求 ☆☆☆


★当ブログでご紹介した山田洋次監督作品
隠し剣 鬼の爪
武士の一分
母べえ
家族
遙かなる山の呼び声
おとうと
京都太秦物語
虹をつかむ男
ダウンタウンヒーローズ
小さいおうち

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