![]() 監督/佐藤信介(2016 日)127分 出演/ 大泉洋、有村架純 長澤まさみ、吉沢悠 ■作品 売れない漫画家・英雄。ある日、全国でウイルス感染が流行をはじめ、それは英雄の身辺にも・・・。 原作未読。「俺物語!!」「逃げ恥」などの野木亜紀子脚本ということもあり少々期待して鑑賞。 うだつの上がらない主人公が〈こういう題材〉で一転してヒーローになるという設定は、ハリウッド映画でも最近コメディタッチによく描かれます。 序盤の語り口はなかなかに吸引力があり、描写もショッキング。しかし、それ以降は予想外にかなり退屈・・・。 原作がどうなのか分からないが、中盤以降に新味無く、モールでのコミュニティの描き方等、凡百の邦画と変わりなしですよねぇ。 そんな中で大泉洋は好演で存在感を発揮し、長澤まさみの面構えも意外に?いい(ハリウッド的にタンクトップなら更にポイントが上がったかも!?) 一方、有村架純は先日の「僕だけがいない街」同様、筆者的には微妙。 襲い来るZQNのメイクや動きは非常に凝っておりグロテスク。西洋のソレとはちがうアジア的なおぞましさが印象的で本作の見どころだろう。 それだけに、コミュニティ面々のステレオタイプな描き方、大泉洋演じる英雄の変幻、居ても居なくても・・の有村架純の役どころ等等、人間ドラマとしての中途半端な印象が残念なところ。 終わってみれば、韓国スタッフの力を借りたというアクションやメイクの勢いだけが印象に残ったのでありました。 ■画質・音質 こういうジャンルらしいダークで硬質なトーン。終盤の5.1chはゾンビのうめき声がサラウンドする。 作品 ☆☆☆ 画質 ☆☆☆☆ 音響 ☆☆☆☆ ポスター訴求 ☆☆☆ |
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